キャンプ枕の選び方|腰痛持ちが考える「高さ」と快適な睡眠

キャンプギア
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はじめに

キャンプで使う枕について、前回の記事では「そもそも枕は必要なのか?」というところから考えてみました。
僕自身、以前はキャンプ用の枕にそれほどこだわっていませんでした。
キャンプでは荷物をできるだけコンパクトにしたいので、枕も小さく収納できるものを選ぶ。

それくらいの感覚だったと思います。

ところが腰痛を経験してから、寝るときの姿勢や寝具について考えるようになりました。
コット、マット、寝袋については、それなりにこだわってきました。

腰痛持ちのキャンプ考|朝まで快適に眠るための「就寝システム」とは

そして枕についても改めて考えてみると、

「枕だって、もう少しこだわっていいのでは?」

と思うようになったのです。
ただ、今回の記事で「キャンプ枕はこれが正解」という結論を出すつもりはありません。
体格も寝姿勢も違えば、快適に感じる枕の高さや硬さも違います。

そこで今回は、僕がキャンプ用枕を選ぶなら何を基準にするのか。そして、その条件に合うギアにはどんなものがあるのか。

この2つを考えてみたいと思います。


僕がキャンプ枕に求めたいもの

前回の記事では、枕について考えるうえで、特に高さが重要なのではないかという話をしました。
僕自身、枕を使わずに寝ると落ち着かず、高すぎる枕を使うと首だけでなく腰まで辛く感じることがあります。
そのため僕にとっては、

「自分に合った高さにできること」

が、キャンプ用枕を選ぶうえでかなり重要です。
もちろん、高さだけがすべてではありません。
キャンプで使う以上は、自宅の枕とは違った条件もあります。

  • 持ち運びやすい
  • 収納時にかさばらない
  • 汗や湿気に対応しやすい
  • 寝ている間にズレにくい
  • 必要に応じて高さを調整できる
  • マットとの相性がいい

僕なら、このあたりを意識して選びます。
特に気になるのが、「高さを調整できること」と「ズレにくいこと」です。
どれだけコンパクトでも、寝ている間に枕がズレたり、自分に合わない高さだったりすれば、快適に眠るための枕としては少し考えてしまいます。

そこで今回は、この条件を意識しながら、いくつかの選択肢を見ていきます。


高さを調整できる「インフレート式」

最初に考えたいのが、インフレート式の枕です。
キャンプ用マットではおなじみのタイプですが、枕にも採用されています。
LOGOSの「セルフインフレート まくら」は、バルブを開くと空気が自動的に入り、空気の入れ具合によって高さが約7~12cmの範囲で変化します。
ロゴスブランドサイト

僕がこうした枕に魅力を感じる理由は、やはり高さを調整しやすいことです。
空気を追加して高さを出すこともできますし、少し抜いて低くすることもできます。
もちろん、どこまでも自由に高さを変えられるわけではありません。
それでも、最初から高さが決まっている枕よりも、自分に合う位置を探せることには大きなメリットがあると思います。
僕自身、枕の高さについて考えるようになったからこそ、この部分を重視したいと感じています。


LOGOS セルフインフレート まくら

そこで候補にしたいのが、LOGOSの「セルフインフレート まくら」です。

LOGOS「セルフインフレート まくら」公式ページ

LOGOSはキャンプ用品では比較的よく知られたメーカーですし、製品を手に入れやすいという安心感もあります。
僕自身、キャンプ用品店で働いていた頃にこの商品を扱っていました。
実際に触れて使ったことがあるので、単純にスペックだけを見て選んでいるわけではありません。
この枕に限らず、インフレート式の枕で僕が魅力を感じるのは、やはり自分で高さを調整できることです。
キャンプ用枕というと、「どれだけ小さく収納できるか」に目が向きがちです。
もちろん収納性は大切です。
でも、枕は収納している時間より、頭を乗せている時間の方が圧倒的に長い。
そう考えると、収納サイズだけで選ぶのではなく、実際に眠るときのことを優先してもいいのではないでしょうか。


他社のインフレート式も候補になる

もちろん、LOGOSだけが選択肢というわけではありません。
他社からも、空気を入れて高さや硬さを調整できるキャンプ用枕が販売されています。
例えばHIKENTUREの枕もその一つです。
ここで僕が紹介したいのは「LOGOSが一番」ということではありません。

「高さを調整できるキャンプ用枕」という選択肢に注目してみてほしい

ということです。
メーカーや価格、収納サイズ、枕の大きさなどを比較しながら、自分に合うものを選べばいいと思います。


「枕」と「クッション」を一つにする

もう一つ、僕が面白いと思っているのが、

「枕を別に持っていかない」

という考え方です。
枕そのものを工夫するのではなく、別のギアに枕の役割も持たせてしまう。
そんな方法もあります。


LOGOS セルフインフレート マルチクッション

僕が実際に所有しているのが、LOGOSの「セルフインフレート マルチクッション」です。

LOGOS「セルフインフレート マルチクッション」公式ページ

名前の通りクッションとして使えるギアですが、周囲のボタンを留めることで形を変え、枕として使うことができます。
LOGOS公式でも、座布団として使用できるほか、二つ折りにしてボタンを留めることで枕として使える2WAY仕様とされています。また、バルブを開くと自動的に空気が入るセルフインフレート式です。
ロゴスブランドサイト

僕がこのギアを面白いと思っているのは、一つのギアで複数の役割を持たせられることです。
キャンプではチェアに座っている時間もあります。
そのときはクッションとして使い、寝る時間になったら枕にする。
これなら、枕専用のギアを別に持っていく必要がありません。
しかもインフレート式なので、空気の量によって厚みを調整できます。
これは、枕の高さを気にする僕にとって大きなポイントです。

実際に使ってみて

僕自身、このマルチクッションを実際に使っています。
チェアではクッションとして使い、就寝時にはボタンを留めて枕にする。
こうして用途を切り替えられるのは、やはり便利です。

一方で、これはあくまでマルチクッションです。

枕としての使用だけを目的に作られた専用品ではないため、寝心地を最優先するなら、専用の枕を選んだ方がいいと感じる人もいるでしょう。
反対に、

  • 荷物を少しでも減らしたい
  • 一つのギアを多用途に使いたい
  • チェア用のクッションも欲しい
  • 高さを調整できる枕が欲しい

という人には、面白い選択肢だと思います。
僕自身は、こうした一つのギアに複数の役割を持たせる考え方がキャンプらしくて好きです。


「小さければいい」ではなかった

ここで、僕自身が以前から使っているキャンプ用枕についても触れておきたいと思います。
僕が持っている古いColemanの枕は、収納するとかなりコンパクトになります。
キャンプ用としては便利なのですが、実際に使ってみると、僕には少し高さがあり、さらに表面が滑りやすいことも気になります。
収納性を優先した結果、寝心地については少し我慢していたのかもしれません。
これはキャンプ用枕に限った話ではないと思います。
キャンプ用品はどうしても、

「軽い」「小さい」「収納しやすい」

という部分が評価されやすい。
でも、枕については、

「実際に眠りやすいか」

をもっと重視してもいいのではないでしょうか。


滑りにくさも考えたい

枕の高さと同じくらい、僕が気になるのが寝ている間にズレないことです。
枕そのものが動いてしまえば、せっかく高さが合っていても快適とは言いにくいでしょう。
そこで候補として考えているのが、HIKENTUREのキャンプ枕です。

HIKENTUREの販売ページでは、空気の量によって高さや硬さを調整でき、底面に滑り止めラバーが付いており、ズレにくいとされています。また現行販売情報では、使用時約44×31×12cm、重量約160gとされています。
楽天市場
HIKENTURE キャンプ枕の販売ページ

僕が注目したいのは、

「収納性」だけではなく「寝ている間の安定性」

です。
ただし、ここは僕自身が実際に使ったわけではありません。
そのため現時点では「滑りにくそうな構造を持った枕」というところまでを、選択肢として考えています。
実際の寝心地や、本当にズレにくいのかについては、使用してみなければ分かりません。

Hikenture エアーピロー

枕が滑るなら、まずは簡単な対策を試してみる

そこで僕自身、ちょっとした実験をしてみようと思っています。
それが、

枕とマットの間に、百均などで販売されている滑り止めシートを敷く

という方法です。
考え方は単純です。
枕そのものを買い替えるのではなく、間に一枚挟んで、枕が動くのを抑えてみる。
必要な費用もわずかです。
もちろん、現時点では効果があるかどうか確認できていません。
実際に試して、

  • 本当に枕がズレにくくなるのか
  • 寝返りをしても動かないのか
  • シート自体がズレないのか
  • 寝ているときに違和感がないか
  • 音が気にならないか
  • 湿気がこもらないか

を確認してみたいと思います。
もしうまくいけば、枕を買い替えずにできる簡単な対策として紹介できそうです。
反対に、効果がなければ、それも一つの結果です。

こうした小さな工夫を試してみるのも、キャンプの面白さだと思っています。


夏は「枕カバー」を変えるという方法もある

枕そのものだけではなく、枕カバーを変えるという方法もあります。
特に夏のキャンプでは、寝ている間に汗をかきます。
頭や首が直接触れる枕も、当然その影響を受けます。
そこで僕が気になっているのが、LOGOSの「冷感・吸汗 LOGOS エアマクラカバー」です。

LOGOS「冷感・吸汗 LOGOS エアマクラカバー」公式ページ

これは「セルフインフレート まくら」に対応した専用カバーで、接触冷感生地と吸汗性を特徴としています。LOGOSによれば、接触冷感の指標であるQ-max値は0.4以上で、洗濯機で丸洗いもできます。
ロゴスブランドサイト

ここで面白いと思うのは、枕そのものを買い替えなくても、季節に合わせて使い方を変えられることです。
「夏だから別の枕にする」のではなく、

「枕はそのまま、カバーを変える」

という方法もあります。
こうした組み合わせを考えられるのも、キャンプギアの面白いところだと思います。


自宅の枕をキャンプに持っていくのもアリ

ここまでキャンプ用の枕について考えてきましたが、もう一つ忘れてはいけない選択肢があります。
それが、

自宅で使っている枕をそのままキャンプに持っていくことです。

キャンプ用枕を探していると、「軽量」「コンパクト」という言葉がどうしても目に入ります。
でも、キャンプの目的ができるだけ快適に眠ることなら、自宅の枕を使うという選択肢も当然あります。
例えば、

  • バンガロー
  • コテージ
  • 車中泊
  • 車で荷物を運ぶキャンプ
  • 荷物の大きさをあまり気にしないキャンプ

なら、自宅の枕を持っていくことに大きな問題はありません。
僕はキャンプだからキャンプ用品を使わなければならないとは思っていません。
自宅で快適に使えている枕があるなら、それを持っていくのは十分合理的な選択だと思います。


ただし、テント泊では注意したい

一方で、自宅の枕をテントに持ち込む場合は注意が必要です。
キャンプでは、自宅の寝室とは環境が違います。
気温や湿度が変化しますし、夜露などによってテント内のものが湿ることもあります。
寝ている間に汗をかくこともあります。
そのため、自宅の枕を持っていくなら、

「湿気や汚れにどう対応するか」

も考えておいた方がいいでしょう。
そして、当然ながら収納性ではキャンプ用枕にかないません。
だから、

「自宅の枕が一番寝やすいから、どんなキャンプにも持っていく」

というより、

「自宅の枕を持っていけるキャンプなら、無理にキャンプ用枕を使う必要はない」

くらいに考えるのがいいと思います。


僕ならこう選ぶ

ここまでいくつかの選択肢を見てきました。
でも、僕なら「一番おすすめの枕」を一つに決めるのではなく、キャンプのスタイルと、自分が何を優先するかで選びます。

テント泊なら

僕ならまず、高さを調整できるインフレート式枕を候補にします。
自分に合う高さを探せることは、僕にとって大きなメリットだからです。

荷物を減らしたいなら

セルフインフレート マルチクッション

チェア用クッションと枕を一つにまとめられるので、荷物を増やしたくない場合には魅力的です。

枕のズレが気になるなら

滑りにくい枕を選ぶか、まずは滑り止め対策を試してみる。

今回試す百均の滑り止めシートが実用になるなら、枕を買い替えなくても済むかもしれません。

夏の暑さが気になるなら

枕+冷感カバーという組み合わせも試してみたいです。

枕そのものを季節ごとに変えるより、こうした組み合わせの方が使いやすいと思います。

バンガローなどなら

自宅の枕も候補にします。

荷物の制約が少ないのであれば、普段使っている枕を持っていくのは合理的です。


キャンプ枕に「正解」はない

今回、枕について改めて考えてみました。
その結果、やはりキャンプ枕に絶対的な正解はないと思います。
小ささを優先する人もいれば、寝心地を優先する人もいる。
高さを調整したい人もいれば、自宅の枕を持っていく人もいるでしょう。
僕自身、腰痛を経験したことで枕の高さを意識するようになりました。
そして最近、自宅用の枕を買い替えたことで、改めて**「自分に合う高さの枕って大事なんだな」**と感じています。
だからこそ、キャンプでも、

「小さくなるからこれでいい」

ではなく、

「自分はどんな枕なら気持ちよく眠れるのか?」

というところから考えてみたい。
今回紹介したギアも、あくまでそのための選択肢です。
枕の高さを調整したいならインフレート式。
荷物を減らしたいならマルチクッション。
ズレが気になるなら滑りにくさを考える。
暑さが気になるならカバーを工夫する。
そして、条件が許すなら自宅の枕を持っていく。

大切なのは「キャンプ用枕を買うこと」ではなく、自分が快適に眠れる方向性を見つけることなのだと思います。

キャンプは普段とは違う環境で眠るからこそ、少しでも快適に眠れる工夫をしておきたい。
僕はこれからも自分に合う枕を探しながら、キャンプでの睡眠を考えていきたいと思います。

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