テントの選び方 ~ファミリー編~

キャンプギア
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こんにちわ、楓です。

キャンプを始めたい。でも色々揃えるにはお金がかかりすぎる。
何を買ったら良いのか?
初めてだと迷いますよね。
僕はそう悩むお客様には必ずこう答えてきました。

「テントと寝室にお金をかけましょう」

何故か?
今回はそれを解説していきます。
最後までお付き合いをお願いします。

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ファミキャンなら2ルーム一択

まず最初に言っておくとテントは実店舗で、できれば設営練習ができるお店で買った方が絶対に良いです。

何故ならば建て方のコツやテントごとの癖を一番よく知っているのは実店舗のスタッフさんです。  そういった方々にレクチャーしてもらいながら練習することで、初キャンプの設営トラブルは大体回避出来ます。

もちろん昨今は動画で見られますが、やはり直接レクチャーを受けながら練習できるのとそうでないのとでは理解度が大幅に違ってきます。よく公園や広場で練習してからキャンプ本番に臨みましょう、なんて文言も見かけますが大きなテントの設営練習が可能な公園や広場なんてそうそうありません。
かといって事前練習無しで初キャンプに挑み、設営にもたついて家族をイライラさせてしまったり、せっかくのソロキャンで貴重なくつろぎ時間を削ってしまうのは勿体ないでしょう。

何より最初の設営でフレーム折れる等のトラブルに見舞われたら最悪です。

とは言え予算の都合もありますし、少しでも安く買いたいと思う気持ちも解ります。
メーカー直営店舗の中には、そのメーカーのテントであれば持ち込みでも設営レクチャーを受けられるところもあるようです。
問い合わせてみても良いのではないかと思います。

ではどんなテントが良いのか?初心者ファミリーなら2ルームテントがベストです。

2ルームテントを勧める理由として

  • タープが一体となった構造なので手間が省ける
  • 構造上天候の変化に強い
  • ベンチレーションが豊富、空間も広いので快適に過ごせる
  • 虫が入りにくい
  • シンプルな形状の為スペースに無駄がなくレイアウトし易い

こんなところでしょうか、ひとつずつ解説していきましょう。

理由1 タープが一体となった構造なので手間が省ける

一般的なテントだと寝室としてのテントを張った後にリビングスペースとしてのタープを張ることになります。一方2ルームテントなら設営するだけでリビングスペースもテントも完成しますのでなりますので手間が省けます。テントも幕内に吊り下げる形式が殆どですので微調整の必要がありません。

理由2 構造上天候の変化に強い

2ルームテントはリビングスペースも含めフルクローズが可能です。急な雨でもリビングスペースを濡らすこともありませんし、しっかりと張られていれば風にも強いのが特徴です。

理由3 ベンチレーションが豊富、空間も広いので快適に過ごせる

最近のモデルはベンチレーションが豊富なので、季節を問わず快適に過ごせるようになっています。また高さ2m程度のものを選べば圧迫感が無く広々と使えます。

理由4 虫が入りにくい

モデルによりますが虫が入りにくいメッシュになっていたり、テント下部にフラップが付いているなど虫の侵入を防ぎやすい構造になっています。虫嫌いでも大丈夫!

理由5 シンプルな形状の為スペースに無駄がなくレイアウトし易い

ティピーテントなどと違い2ルームテントは床面が四角形になっているので、無駄なスペースが出来にくく、レイアウトもし易くなっています。更には寝室とリビングスペースが分けられているのでリビングスペースを広々と使えるのもメリット。プライバシーも保たれやすくなっています。

具体的には?

個人的におススメしているのはこんな感じでしょうか

ロゴス LOGOSTradcanvas PANEL ドゥーブルXL セット-BB 71208003

素材、耐水性などなど

素材に関してですが、テント本体やフライシートはポリエステル等の化学繊維でOKです。火に強いコットンやポリコットンも魅力的ですが、手入れに手間がかかりますし何より重い。あまりに重すぎると設営の意欲を無くしかねないので(;’∀’)
幕下で調理したりして火気を使いたい、という意見もありそうですがそもそも幕下や幕内での火気は本来厳禁です。

ポリエステルは紫外線に強い為劣化しにくく、耐水性も良いので使いやすい素材です。半面通気性は良くないのですが、先に述べた通り近年のテントはベンチレーターが多く設けられ、空気の循環が良くなっていますので快適性が失われることは無いでしょう。

耐水性能はフロア(テント床面)が3000mmフライで2000mmもあれば十分です。後日改めて記事にしようとは思ってますが、グランドシートやテントマットを併用することである程度耐水性能を底上げできますし、そもそも3000mmで防ぎきれない雨ならば車内やキャンプ場のセンターハウス等に避難すべきです。

またフライシートに防水性能があるとはいえ、経年劣化で効果は失われていきます。それを少しでも防ぐべく、テント専用の防水スプレーは同時購入し初設営時に塗布しましょう。テントの寿命も伸ばせます。ただしコットンやポリコットンへの塗布はしてはいけませんので注意!

フレームの素材はアルミ合金等の金属フレームをお勧めしています。グラスファイバー製は軽く安価ですが強度面で心配です。アルミ合金ならば腐食しにくいので手入れが簡単なうえ適度なしなりをもっているので強風時でも安心です。

こんな大手メーカーの高いテントでなくとも、同じようなテントで安いメーカーのものもあるじゃないか、というご意見もあるかと思います。しかしながら初心者は設営以外でも様々な疑問やトラブルに見舞われがちです。大手メーカーであればアフターサービスがしっかりしているので、もしもの時も安心です。初心者に必要なのはコスパよりも確実に設営できる、使えるという安心感です。

まとめ

初心者ファミリーキャンパーが買うべきテント、まとめると

  • 幕はポリエステル等の化学繊維
  • 耐水性はフロアで3000mm、フライで2000mm
  • フレームはアルミ合金等の金属フレーム
  • 2ルームテント

となります。冒頭でも述べましたがテントは出来る限り実店舗で買いましょう。設営のし易さやテントごとの特徴などはWebやカタログだけでは分からないことが沢山あります。実際に目で見て触れて、出来れば試し張りすることで解ることや新しい疑問も出てきますので。

もちろんここのリンクから買ってもらえると嬉しいんですけどねw

それでは

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