ピラミッドTAKIBI定番である理由

ロゴス
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こんにちは、楓です。

さて、僕がロゴスを好きなのは理由があります。ロゴスのお店で働いていたからという、身も蓋もない理由ですが。ロゴスにも様々なギアがあり、主にファミリー向けのギアが主体と思われていますが、中にはソロでも使える、通用するギアも沢山あります。

そんななか僕が最もロゴスギアで評価していて、且つもっと評価されるべきと思っているギアが「LOGOS the ピラミッドTAKIBI」です。頑強さ、使い勝手、汎用性どれをとっても他メーカーの焚き火台、売れ筋の焚き火台に負けるとは思えません。

今やキャンプの醍醐味は、揺らめく炎を眺める焚き火の時間です。しかし焚き火台選びは単なる火を扱う道具を選ぶ以上に、その後のキャンプ体験の質全体を左右します。重視すべきは火の管理のしやすさ、調理の幅広さ、そして何よりも安心して長く使える耐久性です。

僕が所有しているものははや10年以上前の旧モデルですが、今だ現役の相棒として揺るぎない地位を築いています。なぜ僕がこの焚き火台を「超定番」として使い続けているのか、その理由を3点に絞って解説しようと思います。

最後までぜひ御覧ください。

理由1:使い勝手の幅広さ

LOGOS the ピラミッドTAKIBIの最大の魅力の一つは、その頑強な構造に裏打ちされた焚き火台としての枠を超えた調理器具としての能力です。

公称値以上に頑丈な構造

焚き火台を選ぶ際、多くのキャンパーが気にするポイントの一つに「調理がし易いか?」という点が挙げられると思います。LOGOS the ピラミッドTAKIBI(Lサイズ)は、ゴトクの目安耐荷重が約10kgと公称されています。

この10kgという数値は、焚き火台を単なる暖房や軽いグリルとしてではなく、本格的な調理ストーブとして使用することも可能となる重要なスペックです。特に重い料理に挑戦する際、重い食材や鋳鉄製のダッチオーブンを使用する場合、10kgの耐荷重保証は、安心して本格的な煮込み料理やパン焼きに取り組める環境を物理的に担保します。

この高い耐荷重を実現しているのが製品の独自構造です。ピラミッド型の構造に加え、2個のゴトクが互いに補強しあう独自の構造を採用することで、「抜群の強度を実現」していることがメーカーによって説明されています。この技術的な工夫があるからこそ、ユーザーは構造的な強度を気にすることなく、様々な調理を試みられる「使い勝手の幅広さ」を享受できます。高い強度は、製品の長期的な信頼性にも直結します。

尚、ゴトクの耐荷重は10kgですが、本体は60kg程の耐荷重性を持っています。実際直営店では焚き火台のロストルの上に乗って、その耐荷重性を実証するパフォーマンスをしていました。※2025年11月現在、このパフォーマンスを行っているかは定かではありません。

兎にも角にも頑丈、これがひとつのウリでもあります。

標準装備でも多彩な機能

焚き火台を多用途に利用できるかどうかは、標準装備の充実度にかかっています。この焚き火台には、購入後すぐに幅広い調理を楽しめる機能が備わっています。

まずゴトクが標準装備されているため、焚き火をしながら同時に調理を進めることが可能です。これは、効率的なキャンプ料理を実現し、食事の時間を短縮する上で大きな利点となります。

さらにゴトクと焚き火台壁面に専用の串焼きプレートが標準装備されています。特筆すべきは、このプレートが丸串と平串の両タイプに対応している点です。これにより魚の串焼きや焼き鳥のような丸串を使う和食スタイルから、平串を使う専門的なバーベキュー料理まで、調理のジャンルを広げることができます。

この構造的な頑強さ、そして標準装備の充実度が相まって、my BESTにおけるユーザーレビューにおいて料理のしやすさはで5.00満点中4.60という高い評価を獲得しています。これは設計上の多機能性が、実際のキャンプシーンで高い実用性として評価されている事実を裏付けだと思います。

理由2:入手のし易さ

ユーザーが定番ギアを選ぶ際、製品自体の性能だけでなくメーカーの信頼性、つまり「困ったときにすぐ手に入るか」「長くサポートされるか」という点は非常に重要です。インターネットを通じてECが広く一般化した現在ですが、それでも実物を手に取れる実店舗があるというのは、焚火台選びにおいて一つの優位性でもあります。

「超定番」として定着したロングセラーの地位

ピラミッドTAKIBIシリーズは、キャンパーに長年にわたり愛され続ける「超定番」の焚き火台として、メディアでも取り上げられています。この製品は同分野におけるロングセラー製品として、スノーピークの焚火台 Lやユニフレームのファイアグリルといった他社製の定番製品と並んで紹介されている記事をよくみかけます。この「ロングセラー」という地位は、製品の設計や耐久性、そして価格帯が、多くのキャンパーの長期利用という厳しい市場の審査基準をクリアし続けていることを示します。製品の寿命が長く、安心して継続して使えるという長期的な信頼性の証明であり、これによりユーザーは安心して購入することができます。業界の定番製品と肩を並べることは、LOGOSブランドの製品の品質と市場での確立された地位の、客観的な裏付けと言えるでしょう。

消耗品もすぐに手に入る! 多角的な販売チャネルの展開

LOGOSブランドの真の強みの一つは、その製品の「高い入手性」です。

LOGOSは、全国のエリアから検索可能な実店舗(LOGOS SHOP、HIROBA、LOGOS CAFEなど)を展開しており、広範な販売ネットワークを構築しています。さらに、顧客はGPS情報から最寄りの店舗を探すことができるだけでなく、「接客・相談」「製品確認」「デモを見てみたい」「アウトレット品を見てみたい」といった、目的に合わせたお買い物スタイルからの店舗検索が可能です。

焚き火台本体は一度購入すれば長く使えますが、焼き網や炭、その他周辺の消耗品、あるいはオプションパーツを緊急で必要とする場合、この全国的な実店舗ネットワークは圧倒的な利便性と言えます。

実店舗展開に加え、「ロゴスショップ公式 オンライン店」も確保されており、物理的な店舗がない地域や、店舗営業時間外でも製品を確実に購入できるチャネルが保証されているのも利点。また、商業施設内での体験型空間「HIROBA」や、京都府城陽市とのコラボレーションによるテーマパーク「LOGOS LAND」といった体験型施設も展開していて、製品購入以外の目的でもブランドに触れ、製品理解を深める機会を提供しているのも強みの一つです。

LOGOSの多角的な販売チャネル戦略は、単に製品の買いやすさだけでなく、購入後のサポートや消耗品調達の容易さ、そしてブランド体験を通じた長期的な安心感を提供しています。これが「大手メーカーの優位性」の具体的な裏付けといっても過言ではないでしょう。

理由3:ストレスゼロ!たった10秒で設営と言う簡便さ

定番となっている焚火台は、頑丈さや多用途性に加えて、設営と撤収の手間が少ないことも決定的な要素でしょう。LOGOS the ピラミッドTAKIBIは、その運用性の高さにおいても傑出しています。

10秒で完結するストレスフリーな設営・撤収

ピラミッドTAKIBIの構造は、極めてシンプルに設計されています。Lサイズの主要パーツはわずか6個のみで構成されており、これらのパーツを重ねるだけで、誰でも簡単に約10秒で組立てが可能であることが示されています。撤収も同様の容易さで完了します。これも実際店頭で30秒チャレンジといったパフォーマンスとして行っており、組み立て方さえ理解していればたとえ不慣れでも30秒そこそこで組み立てが完了する簡便さを誇っています。

わずか6個のパーツで、10kgの耐荷重を支える頑強なピラミッド構造を10秒という短時間で構築できるのは、設計が高度に簡素化されている証拠です。焚き火台の設営・撤収の手間が最小化されることで、キャンプ場での滞在時間をより有意義に使えるようになり、運用のストレスが大幅に軽減されます。この運用の効率性の高さこそが、僕が繰り返しこの焚き火台を一軍ギアとして使い続ける、「定番」となるための決定的な要因の一つです。また、Mサイズの収納時の重量は2.47kgであり、収納バッグ付きで持ち運びも容易です。この軽量性と設営の簡便さにより、ユーザーレビューでは組み立てやすさで4.17持ち運びやすさで4.22という高い評価を獲得しています(my BEST調べ)

清掃も容易な灰受け構造

現代のキャンプシーンにおいて、多くのキャンプ場で直火が禁止されているのは皆さんご存知のことだと思います。ピラミッドTAKIBIは、こういった自然への配慮とユーザーの利便性を両立させる構造を備えています。

大きな特徴としてロストルや焚き火台本体と独立している灰受け皿が標準装備されていることです。この「地面にやさしい『灰受け構造』」により、灰が地面に落下することを防ぎ、直火禁止のキャンプ場でも安心して本格的なたき火を楽しむことができます。

灰受け皿が搭載されていることで地面への配慮が可能になるだけでなく、撤収時の片付けの労力も大幅に軽減されます。使用後の灰は灰受け皿に集められているため、掃除が簡単になり、撤収作業がスムーズになります。高い調理性能と頑強さを持ちながら、自然への配慮とユーザーの清掃性の向上を両立させている点が、この製品の完成度の高さを物語っています。

おまけ:意外と高い拡張性

LOGOS the ピラミッドTAKIBIが長期的に愛用される理由の一つに、その高い拡張性があります。基本の焚き火台として優れているだけでなく、ユーザーのキャンプスタイルや熟練度に合わせて製品を「進化」させることが可能です。

拡張性を前提とした設計と公式オプション群

LOGOSは、ピラミッドTAKIBIの拡張性を前提とした設計を行っており、オプションパーツが充実しているためカスタムが自在となっています。

提供されている豊富な公式オプションパーツにより、ユーザーは自分のニーズに応じて焚き火台の機能を拡張できます。例えばより高度な調理を可能にする「ファイヤーラック L」や、焼き面の効率を高める「ピラミッドSPネット L」などがラインナップされています。

さらに、焚き火台を囲んで使用するための「アイアンクワトロポッド」や「アイアンウッド囲炉裏サークルテーブルL)といった大型のオプションも用意されています。

これらのオプションパーツは単に付属品という意味だけでなく、例えばユーザーのキャンプスタイルがソロからファミリーへ変化したとしても、ギアを買い替えることなくアクセサリーを追加することで対応できることでもあります。またメーカーが継続的にオプション開発を行うことで製品そのものが陳腐化しにくくなり、頑丈な構造も相まって長期にわたっての使用が可能となり信頼性が保証されます。近年では網状だったロストルの欠点(熱で曲がる等)をカバーするべく、鋳鉄製のロストルがオプションとして販売されました。またそれを標準装備したモデルも並行して販売されています。これら細かい仕様変更や改良、追加オプションの登場が、ロングセラーであることの裏付けにもなっていると言えるでしょう。

結論:なんだかんだで使い勝手がいい

LOGOS the ピラミッドTAKIBIがキャンプにおける「定番」ギアとして度々話題に上がるのは決して偶然ではありません。それは今回の記事で紹介した、構造的な頑強さ、運用上の容易さ、そしてブランドの信頼性という3つの要素を備えた結果です。これらの多彩な特性のおかげで”とりあえずコレがあれば安心”という信頼に至っているのが、いまだ最前線で使い続ける理由です。

LOGOS the ピラミッドTAKIBIは、基本性能の高さに加え、拡張性によって常に進化し続けられる構造を持ち、初心者からベテランまで、ソロからファミリーまでという全てのキャンパーのニーズに応え続けるギアです。昨今は軽量タイプの焚き火台が流行りではありますが、たまにはド定番のロングセラーギア、LOGOS the ピラミッドTAKIBIに手を出してみるのはいかがでしょうか?意外な発見があるかもしれませんよ。

それでは

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