終わりはチャンス!今こそキャンプを始めよう

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こんにちわ、楓です。

キャンプブームが終わったといわれて久しくなります。キャンプ場の予約はとりやすくなりましたし、リサイクルショップを覗いてみれば中古のキャンプギアが溢れています。コロナ禍を発端とする一連のキャンプブームは、2023年ごろを境に終わったと言われています。

こんな状況ですが、

「最近、キャンプブームが終わったって聞くけど、今から始めるのは遅いのかな?」

「道具を揃えたいけど、値段が高くて手が出ない……」

そんなふうに思っている方いませんか?

実はこの状況私たちユーザー、特にキャンプを始めたい人にとっては「これ以上ないチャンス」かもしれないのです。

今回はブームが落ち着いた「今」だからこそ知っておきたい、賢いキャンプの始め方と楽しみ方について解説します。

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ブーム終了と言われている理由

まず、状況を簡単に整理しましょう。

2020年からのコロナ禍で、私たちは「密にならない遊び」としてこぞってキャンプ場へ出かけました。しかし、感染症が落ち着き、海外旅行や外食が自由にできるようになったことで、多くの人が街での遊びに戻っていきました。

事実僕が勤めていたお店でも、その頃を境にして明らかに客足が遠のいていた様に感じました。大型テントの動きも鈍くなりましたし、そもそも検討する方すら少なくなっていた印象です。他にも世間ではブーム終了を感じさせる以下のような動きがありました。

  • メーカーの苦戦: 大手人気ブランド「スノーピーク」が業績悪化により株式市場から撤退(MBO)するなど、新品のキャンプ道具が以前ほど飛ぶようには売れなくなっています。
  • ライト層の離脱: 「流行っているからやってみたけれど、準備や片付けが大変」「夏が暑すぎる」といった理由で、多くの人がキャンプをやめてしまいました。

また時期を同じくして、過剰在庫を売りさばくためと思われる大幅値下げや販売ルートの変更、店舗の閉鎖等も目立つようになり、流行の終焉を感じる出来事が立て続けに起こりました。

これだけ聞くとネガティブに聞こえます。しかしです、見方を変えれば「異常な混雑が解消され、落ち着いて楽しめる環境が戻ってきた」とも言えるのです。

つまり、初心者がキャンプを始めるのに最適な環境が整ってきた!とも言えるのです。

気楽に始められるアドバイス

ブームが落ち着いた今の状況だからこそ出来る、キャンプを始めるためのアドバイスを紹介しましょう。

「新品」ではなく「中古」を狙う

これが今、最大のメリットです。

ブーム時にキャンプを始めたものの、数回でやめてしまった人たちが大量の道具を手放しています。

  • フリマアプリやリサイクルショップ: 「1〜2回しか使っていない」「ほぼ新品」のテントや焚き火台が、定価の半額以下で売られているケースが多く見られます(※商品の状態は個別に確認が必要です)。
  • 狙い目: 定価で買うと高い有名ブランドのテントや、頑丈なテーブルなどが狙い目です。

【アドバイス】

最初は高価な新品を買い揃えるのではなく、「状態の良い中古品」や、ワークマンなどの「低価格・高機能なブランド」をうまく組み合わせて、初期費用を抑えましょう。ただしこういったショップでは使い方を知っている店員はまずいないので、使い方を調べる必要があります。

個人的には新品では高価なテントを狙うと良いかと思います。初期費用をぐっと抑えられるでしょう。逆に中古で避けるべきは寝袋や焚火台などでしょうか。前者は洗濯が出来ないモデルも少なくありません。他人が使ったであろう寝袋を使うというのは、少なからず抵抗があります。焚火台は熱にさらされることになるギアであるため、使うほど歪みなどが発生するため正常に組み立てられなかったり、使用中に崩壊してしまう可能性がある為です。特に今流行のピコグリルタイプの焚火台は火床が薄い分ゆがみやすく要注意です。

キャンプは夏?いえいえ春秋こそが始め時。

日本ではキャンプと言えば夏のイメージが強いですよね。しかしここ数年、日本の夏は危険な暑さが続いているのは皆さんご存じの通り。エアコンのないテント泊での熱中症リスクが、キャンパー離れの大きな原因の一つになっています。

無理をして真夏(7月〜8月)に行く必要はありません…というか、熟練のキャンパーにとって、夏はオフシーズンとしている方も少なくありません。僕の周りでも秋が深まるころから生き生きとするキャンパーが沢山います(僕もその一人)。

  • ベストシーズン: 虫が少なく、焚き火が心地よい「春(4月〜5月)」や「秋(10月〜11月)」を狙いましょう。ただ、こういった季節は日中に比べ朝晩は冷え込みやすいのでそれなりの装備が要求されることもお忘れなく。この辺はいずれ記事にしたいと思います。
  • 予約のコツ: ブームのピーク時に比べれば、予約は取りやすくなっていると推測されますが、人気のキャンプ場は依然として混雑しています。「平日」や「連休の最終日」などを狙うと、ゆったり過ごせる可能性が高まります。

「映え」より「楽」

昨今のSNSやyoutubeで見かけるような、豪華な装飾や凝った料理にあこがれてキャンプを始める方、多いですよね。でも始めて見ると思ったより敷居が高いことに気づきます。片付け面倒ですしね。でもブームが去ったことで、「人に見せるためのキャンプ」から「自分が楽しむためのキャンプ」へと空気が変わってきています。

  • 食事: カセットコンロと冷凍食品、カット野菜で十分おいしいご飯が作れます。焚火台で調理するワイルドな食事なども憧れますが、意外と準備や片づけは面倒です。その時の目的にもよりけりではありますが、食事をササっと済ませ焚火を眺めて楽しみながらゆったりとした時間を過ごすのもアリです(むしろその方が楽しかったりする)
  • 設営: ワンタッチで開くテントや、車の中で寝る「車中泊」スタイルでも立派なキャンプです。車中泊に関しては夜間のマナー問題や、そもそも車中泊を禁止しているキャンプ場もあります。その辺に関しては事前に調べておきましょう。

初めてのキャンプで大事なのは「不便を楽しむ」のではなく、「面倒くささを排除して、自然の中でリラックスすること」を最優先にすることです。経験値を積んでいくことで、様々な不便を楽しめるようになります。まずは「楽しむ」こととその環境づくりを最優先しましょう。
またそのキャンプ内での優先順位を設定し、ピンポイントで装備品を充実させるのもアリです。

まとめ

「ブーム終了」という言葉は、キャンプがつまらなくなったという意味ではありません。「一過性の流行」が終わり、「趣味(カルチャー)」として定着したということです。

  • 予約戦争に疲弊しなくて済む(場所による)
  • 道具を安く手に入れるチャンスが増えている
  • 静かな環境で自然を楽しめる

これらはすべてこれから始める人、そして純粋にキャンプが好きな人にとっては追い風です。

流行に流されず、自分のペースで焚き火の炎を眺める時間は、何にも代えがたい贅沢です。ぜひ、このタイミングで「あなたらしいキャンプ」を始めてみませんか?

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