いつから焚き火は定番になったのか?

キャンプギア
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何となく愚痴っぽくなってる記事、今回は焚火の話です。
現在のキャンプシーンにおいて焚火は当たり前のように語られています。
しかし思えば、そうなったのはここ最近の話。
さらにはソロキャンプが趣味として定着した近年の事です。
いつから焚火は「当たり前」の出来事になったのでしょう?
そしてその理由は?
自分なりに考察してみましたので読んでみてください。
コメントなんかで皆さんなりの意見をいただけると嬉しいです。

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焚火はいつから定番になった?

キャンプにて焚火が行われるようになったのは、1980年代から始まった第一次キャンプブームの頃からだそうです。当時はまだギアも今ほど揃っておらず、ましてや焚火台などは存在すらしなかったようです。このころは直火による焚火が主だったようです。調理の時に焚火をすることはありましたが、個人やファミリーで焚火をすることは殆ど無かったように思います。
この頃にキャンプをされた方はキャンプ場の竈でカレーを作った時に薪を使ったり、学校やボーイスカウトで行ったキャンプファイヤーを想像する方も多いのではないでしょうか?
ともかく手段としての焚火は既にありましたが、「目的としての焚火」という概念はまだまだ無かった時代です。

1990年代の後半になると環境意識の高まりからか、直火を禁止するキャンプ場が増えてきました。
このころから各メーカーから焚火台が登場するようになります。
解る限りで調べたところ、日本で一番最初に焚火台はスノーピークが発売した焚火台になります。

スノーピーク公式サイト「THE SNOW PEAK WAY」より
https://www.snowpeak.co.jp/mag-spw/camp/3684/

いまでも販売され続けるスノピの銘品ですが、この焚火台が徐々に浸透し他社からも様々な焚火台がリリースされることになります。
ただソロ向けの商品は少なく、主にファミリーや多人数向けを意識した物が多かったようです。

一旦沈静化したキャンプブームも2010年代に入り再燃し始めます。各社商品ラインナップの中に焚火台はあったものの、さほどバリエーションが多いわけでなかったようです。
また目的よりも手段であることに変わりはなく、焚火テーブルなどもありましたが高嶺の花で持っている人は少なかったですし、見かけることも殆どありませんでした。
そして時は過ぎ、コロナ禍を発端とする最大のブームが訪れます。
このブームには2つの流れがありました。

一つは行動制限により行えなくなった旅行の代替としてのキャンプ、そしてもう一つがユーチューバーやゆるキャン△を切っ掛けとするソロキャンブームです。
このソロキャンブームが焚火定番化の要因になります。
多くはこの方のチャンネルで、焚火に興味を持たれたのでは無いでしょうか?

ヒロシちゃんねる
https://www.youtube.com/@%E3%83%92%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93%E3%81%AD%E3%82%8B

芸人ヒロシさんのキャンプ動画です。
ヒロシさんの焚火動画は情報番組でも取り上げられるようになり、キャンプブームの牽引役となりました(ご本人が望む望まないに関わらず…)

おそらくはこの時ヒロシさんが使っていたピコグリル

ピコグリル398 PG398 STC GmbH

こちらを買われた方も多いと思います。ピコグリルのヒットは様々な模倣品や派生品を生むこととなり
手軽に焚火を楽しめるようになった事で、様々な焚火周りのアイテムが色々なところで出回るようになりました。
特にセリアやダイソー等の百均でファイアスターターが売られるようになったのは驚きでした。
だってそれまで知りもしなかったファイアスターターが、突如として町中の百均に登場するんですよ。
驚き以外の何物でもありません。
さらにブームに乗る形で様々な要因が絡み合い、ガレージブランドや新規のキャンプメーカーが立ち上がり多種多様な焚火台が販売されるようになります。
そして焚火に関する動画や出版物も増え、キャンプの定番イベントとして定着するに至ります。

何故焚火は定番化したのか?

手段の一つであった焚火が、キャンプでの目的の一つになった原因は何でしょう?
明確な理由は無いと思います。いくつかの条件が重なった結果なのだと思うんです。
一つはキャンプ動画で披露された焚火動画が魅力的に見えたこと。ソロキャンプが趣味の一つとして定着したことと相まって焚火にチャレンジする方が増えた気がします。とてもカッコよく見えましたしね。

もう一つはブームに伴い焚火台の選択肢が増えたことで、多様化したキャンプスタイルにマッチしたというのもあるでしょう。また関連ギアが増え、入手しやすくなったことで敷居がぐんと下がったのも要因だと思われます。その気になれば百均だけで焚火ギアが揃うなんて、一昔前では考えられません(ダイソーなんて遂には薪まで販売しだしましたし)
更には各種媒体で紹介されることで、正しい知識が広く行き渡ったことも一つの要因でしょう。

まとめ

というわけで焚火が一般化した理由を、自分なりに纏めてみましたがいかがでしょう?
こうやって見てみると近年の情勢のせいで(おかげで?)、焚火が持つ良さが広く認知されたのが大きいのかな?と感じました。
皆さんはどう思われますか?

それでは。

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