こんにちわ、楓です。
キャンプにおいて欠かせないギア、それが保冷剤です。春から秋だけでなく、冬でもビールなどの飲み物をしっかりと冷やすのに必要ですよね。保冷材はおおよそですが、春のレジャーシーズンの開始と時を同じくして売れ始めます。もちろんメーカーや小売りもそれに合わせて出荷や入荷を増やしますが、保冷剤が必要となる夏シーズンになる頃には、欲しいサイズが売り切れることも決して珍しい事ではありません。。
なので保冷剤を買うなら、動きの鈍い今こそ買い時なのです。僕はそう断言します。
そこで今回は現在国内で手軽に買える人気の保冷剤4種を徹底比較しました。それぞれの強みや、どんなキャンプスタイルに合うのかを深掘りして解説します。
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おすすめ保冷剤4選
LOGOS 倍速凍結・氷点下パック
「最強の冷たさを求めるならこれ一択」
アウトドア、保冷剤、この2つのキーワードで検索をかけると必ず引っかかる定番中の定番にして最強格の保冷剤。Amazonでも毎年の保冷剤分野で売り上げトップを誇っている商品でもあります。最大の特徴は一般的な保冷剤の表面温度が0℃なのに対し、マイナス10℃以下という超低温を長時間キープできる点にあります。
詳細解説: この保冷剤の近くに置いた飲み物はカチカチに凍ってしまうほどのパワーがあります。メーカーサイトの解説によれば0℃以下を7時間近く維持できる能力を誇り、同社の氷点下クーラーシリーズとの組み合わせで、10時間以上も保冷力を維持することも出来るようです。「倍速」という名の通り、以前のモデルよりも凍結までの時間が短縮されましたが、それでも冷凍庫で丸一日(24時間)は冷やす必要があります。
なお混同されがちですが、同社のラインナップには「氷点下パック GT-16」という保冷材もあり、こちらはー16℃まで下がる一方で完全凍結までに48時間が必要となり、氷点下を維持できる時間もやや劣る性能です。
メリット: 真夏の猛暑日でもクーラーボックス内を冷蔵庫のような冷たさで、長時間保てます。上記でも記した通り保冷力に優れるクーラーボックスなどとの組み合わせることで、長時間保冷力を維持することも可能です。おおよそ1泊程度のキャンプであれば困ることは無いでしょう。
注意点: 冷たすぎるため、野菜や卵に直接触れると凍ってダメになってしまいます。厚手のタオルで巻くか配置を工夫しましょう。以前冬キャンプでこいつの近くで冷やしていた麦茶が、過冷却を起こしてしまった経験があります。

CAPTAIN STAG 時短凍結スーパーコールドパック
「明日のキャンプに間に合わせたい!という時の強い味方」
完全凍結時の表面温度は-12~-13℃、凍結までの時間が24時間程度とロゴスの氷点下パックと同じような性能を持っています。ただ持続時間はロゴスよりもやや劣るとの評価もあるようです。
詳細解説: 多くの強力保冷剤は凍るまでに2〜3日かかることもありますが、これは家庭の冷凍庫(強設定)なら約10時間〜でしっかり凍ります。「明日キャンプなのに保冷剤を冷やし忘れてた!」という時でも、前日の夜に入れれば間に合う可能性が高いのが最大のメリットです。
メリット: ホームセンターでの取り扱いが多く、急な買い足しにも対応しやすいです。またロゴスのそれと比べて価格面でやや安価な方向にあり、財布に優しいのも嬉しいところ。
注意点: 先にも述べましたが保冷力は非常に高いですが、持続時間はロゴスよりわずかに短いという評価もあります。
IRIS OHYAMA HUGEL 氷点下保冷剤
「まとめ買いしてもお財布に優しい!コスパの王様」
生活用品でおなじみのアイリスオーヤマが手掛ける「HUGEL(ヒューゲル)」シリーズの保冷剤です。
詳細解説: 性能はロゴスなどの高級モデルに肉薄しながら、価格は約半分〜3分の2程度に抑えられています。中身には天然高分子を使用した保冷液が入っており、マイナス15℃前後の冷たさを維持します。
メリット: とにかく安いので、大型のクーラーボックス用に4〜5個まとめて揃えたい場合や、例えばロゴスの保冷材の補助として購入したいときなどにも最適でしょう。
注意点: 容器の耐久性は、ロゴスなどの老舗アウトドアブランドに比べるとやや控えめな印象です。ぶつけたり落としたりしないよう注意しましょう。
クーラーショック (COOLER SHOCK)
「2日目の朝まで冷たい、プロ仕様の持続力」
アメリカの医療用血液輸送技術を応用して作られた、一風変わった保冷剤で、凍結時の表面温度は-7.8℃ですが、それを8~12時間維持できるのが特徴です。
詳細解説: 最低温度はマイナス7.8℃と、他の3つに比べると高く感じますが、実はこれが絶妙。食材を凍らせすぎず、かつ冷蔵温度を限界まで長く維持することに特化しています。パッケージは熱伝導率に優れたアルミと、丈夫なポリエチレンとナイロンで出来ているので、熱の吸収が非常に効率的で丈夫です。
メリット: 非常に薄いので、食材の隙間にスッと入り、クーラーボックスの容量を圧迫しません。連泊キャンプでの持続力はピカイチです。また絶妙な表面温度であるため食材を凍らせることがありません。また凍結時間も短く、一番大きなサイズでも12時間ほどで凍結します。そのためキャンプ前日の夜に冷凍庫に入れても、翌朝には凍結しているので使い勝手に優れています。
注意点: 購入時は「粉末」が入った袋の状態で届きます。自分で水を入れて空気を抜き、封をするという初期設定が必要ですが、一度作ればずっと使えます。
保冷剤の使いこなし術
「上」に置くのが鉄則!
冷たい空気は上から下へと流れます。保冷剤を底に敷くだけでなく、一番上に「蓋」をするように置くと、全体がムラなく冷えます。僕は一番底に保冷剤、その上に氷、食材、飲料と重ねていき、最後に保冷剤を乗せています。クーラーボックスの容量を使ってしまうので、大きなものでないと難しい点が難点ですが、クーラーショックなどの薄型の保冷剤を併用するなどすれば良いでしょう。
板氷(いたごおり)との併用
コンビニなどで売っている板氷と一緒に使うと、保冷剤が氷を冷やし続け、氷が溶けるスピードを劇的に遅らせることができます。ただ板氷は解けにくい反面、クーラーボックスのスペースを取ってしまうので、状況に応じてクラッシュアイスにしたりして工夫しましょう。
隙間を埋める
クーラーボックス内に大きな空きスペースがあると、開け閉めするたびに冷気が逃げてしまいます。隙間には飲み物や予備のタオルなどを詰めて、空気の出入りを最小限にしましょう。ロゴスの「氷点下パックコンパクト」やクーラーショックのMサイズなどで隙間埋めするのもアリです。
まとめ
今回は保冷剤を取り上げてみました。こうしてみてみると、やはりロゴスの保冷材のバランスの良さが目立つな、というのが感想でした。ただクーラーショックも気になりますね。ロゴスとの併用で効果を発揮しそうな気がします。これはさすがに気になるので、買ってしまうかもしれません(笑)
それでは


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